Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2009年08月の日記

秋の気配に添う小説、、、ライブ感想メール、、、 (2009.08.31)

朝、業者さんがやってきて、自宅1F西側通路のシーカヤック艇庫スペースの屋根取り付け工事スタート。
午後より、オタマ、セガレ、義母を乗せて深川の親族宅を訪問。山間部に来ると、秋の気配はさらにはっきりと感じられる。この季節になると無性に稲見一良の小説が読みたくなる。どれを読んでもハズレはないけど、ハヤカワ文庫から出ている「ダック・コール」なんか読みやすくて良いね。彼も放送業界人であり、狩猟家であり、作家であり、ギャビン・ライアルの信奉者だったりと、やけに共通点が多かった。もっと長生きしてほしかったな。

先週金曜日の俺のソロライブ「南国トーサンあとにして」の感想メールがゾクゾクと送られてきております。なかには、全曲の感想を丁寧に書いてくださった方もおり、感激至極。どういう形であれ、どの程度であれ、俺の生み出した旋律やコトバが、ささやかなハピネスと相まって人に届いているとすれば、こんなに嬉しいことはない。皆さんホンマにありがとう。
政権交代のもたらすもの、、、皆実町道場旗揚げ、、、 (2009.08.30)

朝イチで投票所へ。場所は徒歩5分にある、俺の母校、皆実小学校。
毎回、投票には必ず行くようにしているけど、今日は例年になく人でごった返しており、一般庶民の選挙への異様に高い関心ぶりがうかがえた。「天下分け目の関ヶ原」的な与党vs野党の大一番であるはずなのに、意外にもTV局は、小泉チルドレン騒ぎの時のように熱心には取り上げず、もっぱら酒井某の薬物事件、あるいは新型インフルエンザ問題をそれこそ病的なまでに執拗にタレ流してきた。この偏向報道を<情報操作>を見ている評論家もいるようだ。自民党政権が瓦解し、霞ヶ関に巣くう魑魅魍魎が一掃されれば、立場を危うくする人物がマスコミのトップにいるのかもしれん。民主のマニフェスト(先日、近所のオッサンが、これを「マエストロ」と言っていた。笑)に関し、財源確保が難しく実行不可能とのツッコミに、小沢は、「なぁに、そんなもん、いっくらでもある」と自信を見せた。「剛腕」と呼ばれる小沢が、どんな大鉈を振るうのか、またそれが吉か凶か。もちろん俺は良い方向への変化を期待したいのだが。

夕方より、宇品にある心体育道直轄道場へ。通常は日曜に道場に行くことはないのだが、神奈川の鎌倉道場の師範をつとめるH氏と、岡山倉敷道場で同じく師範のA氏が久しぶりに広島に帰ってくるということで、広島在住の師範クラスが集まっての合同稽古。その後、近くの居酒屋で懇親会。この席において、廣原先生に小林道場を開きたいとお願いし、了承された。
「ボクは前からそのつもりじゃったけぇね。教えることで得ることは多いんよ。期待しとるけぇ、ガンバりんさいよ」
と、先生よりはなむけの言葉。ちょっと前から準備していた7帖の倉庫改の稽古スペースでは同時には3人までが限度だろうが、内容の濃い稽古をやってみたい。ちなみに最初の生徒さんは知人の娘さん(大学生)。9月から旗揚げ。入門希望者はご連絡を(笑)。当面はマンツーマンでご指導いたします。
舌戦フィナーレ (2009.08.29)

通りを挟んで向かいにある公園には、このところ選挙カーが入れ替わり立ち替わりやってきては姦しく政権演説合戦を展開し、勘弁してよの世界(笑)。しかし、各政党とも、演説セッティングの手際の良さは見ていて勉強になる。クルマが停まるとワッとドアが開き、ノボリ持ち、マニュフェスト配布、候補者看板掲げなど、それぞれの担当がF1ピットクルーをおもわせるほどの素早い熟練連携で動きまする。演説が終わると、ただちに撤収にかかり、また次のポイントへ移動、、、、したばかりなのに、また次の候補者参上かい(笑)。そんなにワメかんでも、明日の選挙、もちろん行きますけぇ。
南国トーサンの宴 (2009.08.28)

午前中ラジオ。
リスナーから「金曜日は面白過ぎて1時間45分が、あっという間。時間枠を拡大してほしい」との嬉しいメールをいただく。ギャラうんぬんではなく、与えられたチャンスに没頭できていることは、今後、確実になにかに結びついていく気がする。

夜、スタジオDUCKにてソロライブ。ありがたいことに満席。また、約半数が、俺のライブを聴いたことがない人だ。

セットリスト
「星波セレブレーション(オープニング用に作ったイントロ)」>「カプチーノもう一杯」>「テビチ記念日」>「ヨーデル潮干狩り」>「雨のラブホテル(withオタマバイオリン)」>「サリーガーデンズ(withオタマバイオリン)」>「早起き鳥(withオタマバイオリン)」>「向日葵(withオタマバイオリン)」>「ドウジャイ」>「大文字」〜休憩15分〜「極楽ショータイム」>「星の波間に」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「恋のパパイヤ」>「世界ウルルンものまね記(トークパフォーマンス)」>「夫婦蛸」>「地球のうた〜46億年のファンク〜」
(アンコール)
「ひかりのうた」

オープニングでは、ワイヤレスの特性を利用して、ステージ後方からウクレレ弾きつつ客席を練り歩いて登場。ティンホイッスル(アイリッシュホイッスル)とバイオリンでやったインスト「サリーガーデンズ」「早起き鳥」は、吹いている俺が鳥肌立つくらいうまくいったし、オタマが絡んだほかの2曲も納得のいく出来。「星の波間に」からの3曲は沖縄の波音音源をBGMに使用して、これも良い雰囲気が出せた。初挑戦のモノマネコーナー「世界ウルルン」はちょっと不発だったかも(笑)。とにかく、全19プログラム、相当の手応えあり。今夜のようなカラーがどこでも出せれば、ミュージシャンとして自信を持っていい。モノマネ以外は(苦笑)。
今回の見所、、、12枚のブラインド、、、 (2009.08.27)

午前中、オタマとスタジオに籠り、明日金曜に迫ったライブのリハ。っつーか、バラしちゃいますけど、スペシャルゲストはオタマバイオリンです。ウクレレと1曲、アイリッシュホイッスルと2曲(アイルランド民謡とオリジナル)、ギターと1曲の、計4曲に絡んでもらう予定。音大出のオタマと、譜面どころか自分が押さえているコードの名称すら知らぬ天然モノの俺がどんな風景を描くか乞うご期待。このゲストコーナーのほかに、リクエストの多い島唄特集、ラジオで人気の「モノマネ憑依」コーナーなんかもあったりしてオモロイど。チャージ1500円じゃ安すぎる。せめて倍の3000円にさせてもらいまひょ、というのはウソですが、聴かにゃソンよ〜。ホンマよ〜。

当アジトのオープンビアテラスを囲む3面の開口部には、驚くなかれ、計12枚のブラインドがズラリ吊るされている。毎日開け閉めがたいへんだろうな、と覚悟していたのだが、意外にも楽しかったりする。太陽の動きに合わせて、係る部位のブラインドを日に何度も調節する作業は、ヨットの帆のそれにも似て、おおいなる自然のたゆみない運行とリンクしている気がするのだ。その逆に人工な装置をコントロールするのは「使われている」感じになりストレスもたまる。
売れ線vs魅力的 (2009.08.26)

執筆、企画、ナレーション業など「通常業務」の中に、音楽活動を堂々と加えることにした。まだ詳細は公表できる段階ではないが、心中期するところありつつ、ほぼ終日スタジオを出たり入ったり。
とにかくもうちょい目立ちたいのよ。TVや雑誌に出たいとかではなく(っつーか顔はあんまり知られたくなかったりする。ラジオはサイコー!)自分の表現するあれやこれやを純粋にもっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになった今日この頃。最近は、こんなスットコドッコイの俺をマジメに高評価してくれる人が増えてきて、まったくもって恐縮です。でも素直に嬉しいです。クレイジーケンさんがブログに「『売れ線』と『魅力的な商品』とはまったく別物」というようなことを書いていたけど、俺も広告業に従事してまったく同じことを考えていたし、俺の表現するものを魅力的=人の心を引きつけて夢中にさせると感じて喜んでもらえる可能性があるのなら、その「わはは」な気分をこっちから押し掛けて行って共有できればと。
技術の継承 (2009.08.25)

朝、ヤケに静か。そうか、セミが一匹も鳴いておらぬのだな。

午後より、知人の娘さんが訪ねてこられ、倉庫改のトレーニングルームにて俺の習得したある技術の片鱗を1時間ほどデモンストレーション。いろんな企業に頼まれて何度か実施した広告セミナーでもそうだったが、教える側にまわると、自分のテクの方向や思想が再確認できるのは確か。心体育道の師にして最高の武道家、廣原先生も「教えることで自分も進化できる」と言っておられた。やってみましょうかね。
ヌシ現る (2009.08.24)

終日、快調に雑務(なんじゃそりゃ)。
一昨日からクエン酸顆粒を朝イチで飲んでいるが、こりゃ間違いなく俺向きのサプリかもしれん。ヤケにカラダが軽いし胃腸にも効果あるのか、今朝など40センチはあろうかと思われるような大物を投下。いや、ただでさえ便通はいい私なれど、このサイズは稀で、たいていはデカくとも30センチ。いわゆる釣り用語では「尺モノ」ですな。まったく魚拓でもとっておきゃえかったで。クエン酸よ、サプライズをありがとう。また頼む(意味不明)。

仕事の取引先で、新型インフル感染者が出たらしい。遅かれ早かれ、ほとんどの人間が罹るのだ。これまでのインフルでも死ぬ人がいたわけで、神経質になってもしょうがないが、妊婦や持病持ちの方はやはり不安だろうね。
年輪とまではいかないが (2009.08.23)

昨夜は盟友、久保直樹が我が家へ逗留。で、本日もオーピンビアテラスにて昼過ぎまで旅や音楽の話など。彼と旅のタッグ「38スペシャルズ」を結成したのは、まさに俺らが38歳の時だったのだが、気がつきゃ47も目前(笑)。ま、お互い、良い歳の重ね方をしているってことで。

夕方、セガレの子守りをオヤジにまかせ、オタマとゆめタウンでデート(笑)。結婚歴の長い夫婦は、供に過ごした時間をどのくらい覚えているのだろうか。俺は現時点でも、かなりの量の良い思い出ストックがある。これからも末永く、ってか。
クエン酸 (2009.08.22)

終日、地味な雑事を黙々とこなす。
朝、オフクロが「インフルエンザ対策に良いらしい」と、どこからか仕入れてきたクエン酸の顆粒をくれたので、早速飲んでみたところ、午後からヤケにカラダが軽くなっていることに気付く。俺は10年以上ヨガや肥田式をやっているせいで、身体が喜んでいる状況はかなり敏感に察知できる(この逆はようわからん、なのでアルコールはヤメられんのかも)。インフルエンザに有効かどうかは不明なれど、梅干しやレモンが良いのもクエン酸が多量に含まれているからだし、しばらく続けてみたろうかと。
MTR熱再び?、、、アフガン、、、 (2009.08.21)

午前中ラジオ。「占いコーナ」に入れる合いの手コメントを考えるのに、毎週金曜日は5時台に起床し、届いたばかりの朝刊「今日の運勢」見ながらウンウン唸っているわけであるが、そのおかげで9時からの放送開始時には頭がシャッキリ。その分、夜ははよ眠とうなります(笑)。

午後より、通常業務。
仕事も一段落つきそうなので、ぼちぼちオリジナルというより「俺ジナル音源」の制作にとりかかる所存。かれこれ20年以上も前、個人用の廉価なMTRが世に出るとすぐに取り寄せ、宅録マニアと化した時期があった。達郎さんではないが「一人でアカペラ4声」みたいなこともやったし、ほかの音源をイジって自分の声や演奏を被せる、いわゆるRemixにもいち早くトライ。結局1年ぐらいで飽きてしまって、今ではさっぱりチンブンカンプン。ま、簡単なMTRだからなんとかなるだろう。実験的なことを試してみたい。

アフガンの大統領選、なんとか開票にこぎ着けたようであるが、タリバンの選挙妨害で、多くの一般民衆が投票を諦めたり、従わなかった者は殺されたりしたようだ。政府にタリバンを押さえつける力がないことに苛立った元軍属たち(一度は武装解除した兵士)が、家族と我が身を守るため、再び銃を手にしているとも聞く。この境遇に俺があれば、どうするだろう。非暴力を唱えるなら、ガンジーの妄信的シンパのように無抵抗で殴り殺されることを受け入れる覚悟が必要なのだろうか。
サイズのトラップ (2009.08.20)

終日雑務。
なにやら脳内でとりとめもなくヒラメキが明滅。思いついたとしても「現状では無理。やって出来んことはないが、ほかに影響が出過ぎる」と半年前ならあきらめていたことが、今のこの環境なら案外簡単にやれてしまえそうなことに気付いてニンマリ。数年前、改築以前の心体育道直轄道場は「ウナギの寝床」のように狭小で、いつも押し合いへし合いしながら稽古していた。そんなある夏の日、瀬戸内海の某体育館で合宿をしたところ、スペースがたっぷりあるのに、道場生の皆さんったら、いつものクセで体育館の隅っこに小さ〜く固まって稽古しているじゃないの。それがまさしく直轄道場のサイズだったのだが、習慣とは、かくもおそろしいものだ。俺も新居に引っ越しして約2ヶ月。ようやくこのサイズと環境に順応しつつあるのか。夢やアイデアは、はみ出すぐらいでちょうどいい。

夕方、ちょっとしたブツを買いにセガレとダイキへ。と、甚平に身を包んだ、どっから見てもヤクザのニイサンが、鉄製ラックや製材木片などを買い込んでいた。材料から推測するに棚もしくは犬小屋だろう。それをガラの悪い高級車に苦労して詰め込んでる図など、なかなか悪くなかった。敬意を込めて「D.I.Y.ヤクザ」とネーミングさせてもらう。
飛び道具 (2009.08.19)

朝、全開の窓から流れこむ冷気で目が覚める。ショックだな、やっぱり秋だわい。ハダカに近いかっこうで寝るのは自粛しましょう、そうしましょう。

終日、通常業務。その合間、今月28日に迫ったスタジオDUCKでのソロライブの構成を夢想す(ライブの詳細は、当HP「LIVE 36.5°」を参照)。毎回DUCKのソロライブでは、独り身の気ままさで、「エアギター」「カラオケコーナー」など、かなり大胆な出し物を演じてきたが、今回も間違いなく喜んでもらえるであろう意表をついた「飛び道具」をすでにいくつか用意している。ある曲にいたっては、山本譲二の「みちのく一人旅」みたいにフンドシ一丁で歌う、というアイデアも浮かんだが、これ以上ファンが減っては困るので却下。っつーか、脱がないでも記憶に残るセンで攻めてみたい。自信はある。サノヨイヨイ!
武道稽古スペース (2009.08.18)

終日、執筆業務。
ちょっと悔しいが、空気は完全に秋モードへ移行しよるな。不完全燃焼の夏でござった。

夕方、1F奥のアウトドア用品収納倉庫を整理し、2人が武道稽古できるスペースを確保。窓が一つしかなく殺風景だが、なんとなく「地下の秘密トレーニングジム」っぽく、集中してやれそうだ。明日、床を雑巾がけしてから「土足禁止」エリアとす。今週中には北側通路のシーカヤック艇庫屋根取り付け工事も発注する予定で、これが済めば新居プロジェクトはフィニッシュとなる。はぁ、スッカラカンよの(笑)。
盆ミュージックに「盆ジュール」 (2009.08.17)

親愛なる読者諸兄、盆明けましてご苦労様。
当方もややヒート気味に業務を遂行す。前例のないオファーもちらほら。っつーか、犯罪行為でない限り、相談にのることは全然オッケー。リクエストが多いものは、新たに業務メニューに加える所存である(笑)。

さて、唐突であるがクレイジー・ケンバンドが数年前にリリースした演歌調レゲエ「路面電車」っつー曲はスゴイね。先日ラジオから流れてきたのをたまたま耳にし、ノスタルジー、ご当地性、エンタテインメント、バカバカしさが見事に混在調和した珠玉の出来映えに嫉妬すら感じている。お盆ソングでは「その男ヨシオ」に比肩しうるのではないか?これまで彼の歌声が好きになれなかったのが不思議なほどである。彼の口癖ではないが「イイネ、イイネ、イーネッ!」と手のひら返すように賞賛をおくりたい。

聴いたことないという方はこちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=WZNLZh1Am3s&feature=PlayList&p=D85EAAB66A70192C&index=22
音楽民族 (2009.08.16)

8時起床。快晴。昨日は雨でキャンプサイトの芝がたっぷり水を含んでいたのでテントはやめ、オタマとクーは、クルマ泊、俺はバンガローの片隅をお借りした。
いつものように朝食後、食堂棟の大型テントやその他持ち込みの設備を全員で撤収。今年の参加者は昨年とほぼ同じで約50人。多過ぎず少な過ぎず、これぐらいが互いの顔もよく見え、ちょうどいいような気がする。しかし、毎度のことながら参加アーティストのオリジナリティとレベルの高さには恐れ入る。また、発展途上のミュージシャンにもベテランが当たり前のようにサポートに回るなど、音楽というひとつの表現方法の発見と学習の場としての理想がここにはある。音楽大学を出たオタマも感嘆しきり。13年目ともなれば、古い参加者の子供たち世代の若い息吹もはっきりしたカタチで感じられ、この素晴らしいイベントが引き継がれていくことを期待せずにはいられない。

おっと、問い合わせがあったので、昨夜のセットリストを紹介。
「月の下ジントヨー」>「テビチ記念日」>「その男ヨシオ」>「地球のうた〜46億年のファンク〜」
吹いた、吠えた、飲んだ (2009.08.15)

夏の風物詩、真道山パーカッションキャンプに今年は初めて家族で参加す。
音戸の瀬戸の渋滞を想定し、降りしきる雨の中を8時過ぎに出たのだが、どこも混んでおらず、スイスイと2時間弱で現着。
早速、テントの下(運動会なんかで使うデカイやつ)で、ひたすら飲み食い。
夕方には雨も上がり、夜8時過ぎにライブスタート。オタマはバサク氏、久保との急造ユニット「シャバダバキングス」、椎名さん夫婦との「オタマバンド」などでステージに上がる。セガレは「ブレーメンの音楽隊」のチビッココーラス隊に入れてもらい、4曲熱唱。どうせ親バカと思われるのだろうが、ライブオープニングでの全員乱打タイムで見せた反応の良さ、ステージ度胸といい、この5歳児は、近いうち俺の才能など軽々と超えてくれるに違いない!と確信。俺はまずオタマバンドで「サリーガーデンズ」をティンホイッスルで吹いたたほか、トリのFarEastLoungeではギターのバサク氏、さらにファイナルはパーカッション軍団10人にサポートしてもらって充実&満足の一夜。ライブ終了後もハイテンションのまま、3時半まで飲みまくる。
盆休み入り (2009.08.14)

午前中ラジオ。
午後より、盆前の最後の原稿を送り、そのあとはやりたい放題。つまり、スタジオに籠る、筋トレする。武道稽古するetc。嗚呼、至福。
夕方、別府に住む従兄弟が、高知大学理学部に通う末の娘を迎えにいった帰りに、我が家へ寄ってくれた。末の娘、タエチャンと最後にあったのは、彼女が小学6年くらいだったか。それがいまや将来教師を目指す、キラキラ瞳の18歳になってて驚く。そりゃ俺もトシとるわいな。

さて、明日から江田島は真道山キャンプ場でのパーカッションキャンプに家族で合流する。5歳のセガレも自分のタイコをどうしても持っていくんだとさ(笑)。どんな夜になるんだろうね。
佐渡守 (2009.08.13)

午前中、父方・母方の先祖の墓参りで市内を奔走。
父方の何代か前の先祖「小林こずえ」は、安佐南区祇園にある安神社の神主を務めた人物で、明治後期に没。今日、墓の裏に小さく刻んである彼が幕末まで名乗っていた名を見て驚いた。なんと「佐渡守(さどのかみ)藤原元春」とある。佐渡守で有名なのは、バサラ大名でお馴染みの佐々木道誉だが、こずえ=元春クンもやっぱり大名でお殿様だったのだな。藤原姓ということは、あの藤原一族なのだろうか(俺はずっと「福島」姓だと勘違いしていた)。子供の頃、正月に、この神社の境内にある本家を訪ねると、そこのオッサン(親父の叔父)が絵巻物やら掛け軸、甲冑、日本刀を次々取り出しては「これはのう、公表すればいずれも国宝として扱われるものばかり。じゃけぇ絶対人には言うちゃいけんで」と自慢していたが、俺は「けっ、どうせウソに決まっとる」とハラの中でせせら笑っていたものだ。案外ホンマだったりして。
不動の棒 (2009.08.12)

すでに盆休みに入っているのか、広告代理店、プロダクション各社から、まったくデンワがかかってこん。こりゃ明日から、オフィス春駒も休業させてもらいましょうかね。

今週末に迫った江田島市真道山キャンプ場にて開催される恒例のパーカッションキャンプに、今年は家族で参加する予定。当初、寝相が悪すぎる妻子のため、バンガローを借りるつもりでいたが、そこへ寝たところで、どうにかなるわけでもないので、安上がりなテント泊に変更することを検討。っつーか、これが家族でのキャンプデビューじゃわいの。寝ている間、2人にボコボコにされることだろう。家族の親密さをあらわす「川の字で寝る」というコトバがあるが、我が家の場合は「川」は稀で、たいていは「土」「工」「水」の場合が少なくない。もちろん、真ん中の不動の棒が俺である(泣)。
三城はエライ、、、光を放つ鳥、、、 (2009.08.11)

一週間前、「メガネのタナカ本店」にオーダーしていた特注サングラス<春駒2009モデル>が完成。レンズは限りなくクリアだが、眩しいと感じるレベルの光や紫外線はカット。夜間のドライブにも支障はない。ブツを受け取る際、そのときかけていたレイバンのフレームについてる小さなボルトの増し締めをお願いしたところ「特種なタイプなのでメーカーに送らねばならない。日にちがかかってもよろしいか?」とおっしゃる。以前、これのネジを紛失したことがあって、近所の「メガネの三城・段原SATY店」に持ち込んだら、3分で直してくれたぜよ。小さなショップなのに「特種なボルト」もちゃんと用意してる三城の勝ち〜。

その帰り、インテリアショップ「ペンシル」に寄り、やはり一週間前に注文していた、スェーデンはストックホルム・フンミン社製のバードライトを購入。薄くて弾力性のある金属板から影絵のような感じで切り抜いた<鳥>を電球に被せて使う、シンプルだけど実に洒落てる照明器具。っつーことで、今夜から我が家のダイニングはこいつが優雅に舞ってくれるのである。
永遠に無理なこと (2009.08.10)

午前中、西区の某企業を訪問し、社長さんと打ち合わせ。
午後より、オタマ方の親族をクルマに乗せ、呉へ墓参り。帰って通常業務。
さて、今月28日に、スタジオDUCKで久々のソロライブ「南国トーサンあとにして」をやらかすことになったもんで、今回は、ライブにしょっちゅう来てくれるデザイナーMくんにポスター作成を依頼。このライブにかける俺の本気度がわかってもらえたですか?(笑)っつーか、今後はこのように広告表現にも頑張ってみようかと。しかし、自分を客観視するのは難しいね。永遠に無理かも。
カオルちゃん遅くなってゴメンね(ふっる〜) (2009.08.09)

昨日に続き、名古屋に住むオタマの姉夫婦と、吉浦の義母が我が家に滞在。それぞれが部屋に散らばっても閉塞感や疎外感がないし、逆に一カ所に固まっていても窮屈さはない。またしても俺の空間設計力の、、、、まぁ、これ以上は言うまいね(笑)。

一時は売り払おうと決心したKaoruのギターであるが、フィンガーピッキング向きであるということで最近「向日葵」弾くのにしょっちゅう手にしていたら、なんつーか、鳴りが一層神がかってきた。弦を張り替えてすぐは、意外にもコードストロークでもイケる。この一本だけで、1時間程度のライブをやっても面白そう。もちろん今は、売ろうなんて考えておりませんとも。えへへ。
世代交代 (2009.08.08)

終日、墓参りだったり、名古屋から新築祝いに来てくれた親族のおもてなしディナーだったり。ちょっと前まで(のような気がするのだが)親がやってくれていたことの多くを俺ら世代が積極的に受け持つようになった。ごく自然な流れなのだろう。
しかし、気がつきゃ盆が目前じゃん?! なんつーか、もうちょっとイントロが欲しかったね。
赤トンボが迷い込む家 (2009.08.07)

午前中ラジオ。
スタジオ内の4脚のイスが新調されていた。開局以来9年間使ってたヤツはクッションはとうにヘタり、背もたれにはクギのような突起があったりして、まるで岡本太郎の珍作「座ることを拒否するイス」のようであった。

午後より通常業務。かなり暑い一日だったはずだが、風が四方八方から投げれ込み冷房をつけるまでもない。二度ほどトンボが入ってきよったし(笑)。そうそう、今年はやけにトンボが多い。この界隈だけの現象だろうか?

夜、親父の友人たちが、階下(つまり2Fの親世帯フロアー)に十数人集まり、遅ればせながらの新築祝い。親父の同級生の76歳H氏に、「6日にラジオを聴いとったんじゃが、あんたの歌うた『向日葵』はものすごうエエ!ありゃホンマに名曲じゃ」とお褒めのコトバ。一方、CD音源で流した『その男ヨシオ』はちょっと意味が分かりにくかった、とのこと(笑)。俺の音楽、今はいろんな世代の人がそれぞれのスタンスで楽しんでくれるようになった気がする。20代では無理だった。
ヒロシマを奏でる (2009.08.06)

ヒロシマ、64回目となる慰霊の日。
FMちゅーピーの「口八丁手八丁」の原爆特番に、俺とオタマで出演し「向日葵」をスタジオ生演奏。自分がサブパーソナリティを担当している番組(俺は金曜)に、ゲスト扱いで出るのはなんとも妙な気分(笑)。

午後より通常業務。
途中、3時から広島ローカル局tssの原爆特番「いま、ヒロシマが聴こえる」を見る。耳が聞こえず、重度の神経障害と闘う被爆2世の作曲家、佐村河内守さんの広島での1年間の活動を追ったドキュメンタリー。彼は崇徳高校時代の1年後輩で(面識はないが)、彼の著作「交響曲第一番」の編集を友人、デロリン小野寺の姉であるA女史が担当したこともあり、なんとなく縁を感じている。10年前に完全に聴覚を失ってからも、絶対音感をたよりに精力的に作曲活動をやっているすごい男。はたして、この5月に原爆ドームの河岸で学生合唱団によって唱和された彼の原爆レクイエムは、とても聴きやすいなかなかの秀作であった。彼の創作のバックボーンにあるのは「怒り」だそうだ。俺は何だろう。
やや安心 (2009.08.05)

終日執筆。合間に雑務。時間がなんぼあっても足りん。やっておく必要があるものが次々思い浮かぶのは、まだアタマが大丈夫な証拠だろう。

先日、AKIRAさんのライブのOPで「カプチーノもう一杯」「はてのうるまの祈りうた」「向日葵」の計3曲をやらせてもらって、反応がほとんどなく、パフォーマーとして未熟なり!と大いに反省したものであるが、当日会場にいたという数人の方からちらほらメールが届いており、その文面から察するに、意外にもかなり評判が良かったらしいことがわかり、ちょっと安堵。これからもっと精進しますゆえ、気に入った方はぜひ春駒メのライブにもおいでくださいませ。
梅雨明け、、、夏仕様グラサン、、、単品歌謡ショー、、、 (2009.08.04)

気象庁はどうか知らんが、春駒気象台は数日前に広島地方の梅雨明けを勝手に宣言済み。「梅雨明けしたもよう」ではなく「したに決まっとる」というブレのないスタンスである。でもって、梅雨明けが大幅に遅れた分、今年の夏は10月一杯まで延長サービスされることも決定。さぁ皆さん、ビール飲みましょう、泳ぎましょう、歌をうたいましょう。

天気がいいと、朝ヨガでかく汗の量もハンパではない。シャワー浴びてパンツ一丁で執筆業務にとりかかる。以前の2LDKマンションでは、ハダカのムキムキ男が食卓で仕事してると暑苦しいだけだったが、オープンビアテラスに隣接した新居のワークスペースでならまったく違和感ない。

午後、本通の「メガネのタナカ」本店にて、春駒オリジナルのグラサン<2009サマースペシャル>をオーダー。レンズの色は限りなく無色に近く、夜間のクルマの運転にもまったく支障はないが、太陽の眩しさや紫外線はかなりカットできるという特殊なモノ。フレームは、、、、見てのお楽しみにしておこう(笑)。完成は一週間後。この一年ぐらい使ってるレイバンのヤツも気に入ってるのだが、色がやや濃く、かけていると「オッサンくさく見える」とよく言われる。先日もAKIRAさんから「緒形拳に似てる」と(笑)。

さて、皆さん待望の(?)俺のソロライブが8月28日に決まった。場所は中区富士見町「スタジオDUCK」。名付けて「三代目春駒/単品歌謡ショー『南国トーサンあとにして』」。詳細はまた。

*緊急告知
8月6日、広島のコミュニティFM「FMちゅーピー76.6」の「口八丁手八丁」の原爆特別プログラムに、歌のゲストで出演することになりました。生演奏で「向日葵(ひまわり)」をオタマのバイオリン伴奏とともにお送りいたします。出番は午前10時前後。お時間のある方はぜひ。
金魚鉢 (2009.08.03)

終日雑務。
先日、放浪のアーティストAKIRA氏が3日間我が家へ逗留していたが、彼の存在を知るきっかけとなったのは1998年に同文書院から出版された自伝的パンク小説「COTTON 100%」。NYでの自らのドラッグ体験やらホームレス暮らしやらを前例がないほどの生臭さと退廃、絶望のユーモアで綴ってあり、「これを書いた男はすでに死んでるだろう」と思ったほどだ。どっこいシブトく生きており、翌年に新潮社から出た続編「アジアに落ちる」を読んで、再び気持ちよくノックアウトされ、2002年には当時の俺のラジオ番組にゲスト出演してもらうことが叶った。で、さらにそのまた翌年03年春には、あろうことか、俺らの新婚旅行(結婚は02年11月じゃが)として日光にある彼のアトリエに宿泊し、彼が取り組んでいた共同アートプロジェクト「ネアリカ(毛糸を貼付けて描くウイチョル族の伝統美術)」に参加するという暴挙に出る。以来、彼を広島へ招いたり、逆に彼の新刊出版パーティーの司会を頼まれて東京へ呼ばれたり(このパーティーで田口ランディさんを紹介されたのだ)、なんだかんだで現在に至る。
アート、執筆、音楽活動すべてに言えることは、「思いついたらとにかくやり切る」そのブレのなさだ。着地点など、最初から見ていない気がする。さまざまな表現を通して、全国津々浦々にまかれた種は、点と点をつなぐ見事なフラワーラインを形作り、彼はその花を道しるべにして、また新しい地平を目指す。猪木ではないが「この道を行けばどうなる。いけばわかるさ!」の生きた見本。俺も職業柄、ついつい結果を出すことを意識し過ぎるが、たまには「しゃらくせぇ!」と吠えてみよう(誰に?)。ま、何事も保留にすまい。思いついたら初め時、っつーことで、ずっとほったらかしにしていた金魚鉢を洗う(意味不明)。
ライブのエキス (2009.08.02)

目が覚めた瞬間「なにがなんでも今日は休む!」と力強く宣言(誰も聞いとらんちゅうのに)。
が、仕事せんだけで、日常鍛錬は別。筋トレやり、スタジオでも2時間絶叫。これでも全然足りんと思う。音楽に関しては「実戦」だ。ミュージシャンなんて、ステージ立たってナンボであって、ライブでしか成長できん部分が圧倒的に多い。ライブハウス側の視点に立つと、やらせてもらう側は客を呼ぶ努力をするのが当たり前で、この部分を考えると俺はしょっちゅうライブをするわけにはいかん。例年通り、年20回程度がギリギリ。だったら店に迷惑かからんよう「タダ&ショート」でやる回数を増やせば良い。他のミュージシャンのイベントにもゲストで呼んでもらおう。っつーか呼んでくれ。とにかくライブだ、ワッショイ。
ホスピタリティ、、、ちから、、、ありがとありました、、、 (2009.08.01)

朝6時、俺もオタマも寝ている間に、セガレに見送られて、AKIRAさん&noriさんは次のライブ地、山口へ旅立っていた。
今週の月、火、金曜のトータル3日間、彼らは当ゲストルームへ逗留したわけであるが、オープンビアテラスも含め、ホスピタリティ機能がうまく働いてくれている。昨夜もライブから帰って3時あたりまで、ゲスト2人とビアテラスで語りあったし、今後、ここでセガレのクラスメイトを呼んでプール遊びをやる計画もある。音楽室も俺らだけでなく、オタマが生徒さんのレッスンに使ったり、最近はコーラスサークルに入ったオフクロが発声練習に利用したりと、ほぼフル稼働。残すは屋上でのビアガーデンのみ(笑)。

終日、子守り。夜はセガレと徒歩5分の「ちから」へ。これが近所にできたっつーのは実にラッキー。店を出た後、暮れなずむ町を「食った食った」とハラをさすりながら歩くセガレと散策することの至福。

そうそう、遅ればせながら、昼過ぎにテレビで見た、宮沢りえ、原田芳雄主演の映画「父と暮らせば」は珠玉の出来映えであった。そうとも「死んだ連中に申し訳ない」と、原爆で生き残ってしまったことに罪を感じている人は、俺の親戚にも大勢いるのだ。主演二人の演技力はもちろん、広島弁もパーフェクトで、俺のオヤジが今でも使う「ありがとありました(ありがとうございました)」にはジーンときて、涙腺決壊。DVD買っとこうかな。っつーか、最近えらい涙もろいじゃないか。
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