Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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行き当たりばっかり山あり谷ありドツボありのジグザクダイアリー

自動筆記 (2012.02.05)


終日、惚ける。
明日からイッキに原稿を書く、と、割り切って、徹底的にダレることにした。

惚けていると、これまたどうしたわけか、浮き足立つようなヒラメキがいくつも去来。ノートに書きなぐっているうちに、バラバラに思えたものが少しずつ整合性を持ち始め、1時間後には明確な方向性のある企画シートの体を成していた。「2月からはコレでいけ」とでも言いたげな。
タッチダウン (2012.02.04)


昼過ぎ、広島帰着。
取材業務というのは、帰って文字に起こすことによって完結する。よって来週一杯かけて残り数本の原稿を書かねばならんのだが、約一カ月の取材行脚を無事やり終えた安堵感からか、デスクの椅子に腰を降ろすと完全に腰砕け。もう動けん。つくづく「狩猟」である。すべてが一発勝負で、しかも必ず仕留めてこなければ、次はない。この緊張感がたまらんかったりする。

*写真:宿泊したビジネスホテル7Fから臨む、朝霧に覆われた湯田の街。

湯田温泉の高級旅館、、、フグづくし、、、 (2012.02.03)


午前5時前に起床。すぐ、ネットで高速道路情報をチェック。山陽自動車道の広島〜防府は雪による通行止めや事故による規制もナシ。
で、予定変更無く7時にカメラマンA氏、広告代理店O氏とともにデリンジャー2世号に乗り込み出発。湯田温泉には9時半着。
定刻より少し前の10時20分より、某高級旅館の取材開始。イメージ以上に凝った設計。ホスピタリティのグレードも高い。昼前フィニッシュ。

本日を持って、季刊誌2種の同時多発的取材行脚が完遂したこともあり、取材クルー3人は広島に帰らず、このまま湯田温泉にて「お疲れさん会」をやることが事前から決まっていた。広告代理店業界の「闇グルメ王」の異名を取るO氏のセッティングで、夕食は今夜の宿(ビジネスホテル)から徒歩5分のフグ料理屋T。今回もO氏の嗅覚すばらしく、垂涎のフグづくしを堪能。っつーか、食い過ぎで動けぬ程に。
しばしの休憩後、2次会はO氏の同僚(山口支社Mさん、ありがとうございました)のエスコートで某格安スタンドへ。
腹一杯のヘロヘロ状態で、日付の変わる前に宿に戻る。

*写真:取材した高級旅館の一番高い部屋はなんと屋外プール付き。水温は33度に保たれてあり、冬でも泳げるとか。他にも、連泊されるお客さんが多いのが頷ける、心地よさを演出するしかけが盛りだくさん。ちなみに我々が宿泊した宿は、ここの料金の10分の1(笑)。

千秋楽へ向けて (2012.02.02)


午前中、季刊誌の取材で市内西区の某企業を訪問。
午後より、執筆業務。夕方までに1本アップ。

その後、明日の山口県は湯田の某旅館取材(一泊予定)のためのインタビューシート準備と資料の読み込み。
気になるのは午後から降り出した雪。広告代理店担当O氏、カメラマンA氏と連絡を取りながら、午前10時半からの取材に間に合わせるためのアクセスに関しさまざまなシミュレーションを検討。我々取材クルーはなにがなんでもミッションを遂行せねばならん。
で、明日を持って、年明けから続いた季刊誌2誌の同時多発的取材は完了だ。
続・筋トレ (2012.02.01)


午前中、道場にてJさん指導。

午後より執筆業務。夕方までに1本アップ。

夜、岡山の全寮制高校から一時帰省中の甥っ子Nのリクエストで2日続けての筋トレ指導。本日はダンベル(片方10kg)を使い、ベンチに仰向けになってのプッシュアップ。いわゆる「ダンベルフライ」。身長は180センチ近く、運動神経抜群過ぎる筋骨逞しい16才も、今年50の俺の身体能力に比べれば、ハナクソも同然(笑)。
かつては100kgオーバーのバーベルをエッサホイサと上げ下げしていた俺ではあるが、過度のウエイトトレーニングは武術的身体操作を探求する上で弊害となることに気付き、10数年前からは肩をほぐす程度に軽めのダンベル(片方22〜25kg)を週1、2回さわるのみ。筋肉の状態は20代30代より良くなった感じがある。ウエイトトレーニングを激烈にやってた頃は、腰、肩、首と故障が実に多かった。ま、若い連中はいろいろやってみたらいいのだ。まずは体験が大事。Nは12回3セット目で早々とギブアップしたので、明日は相当な筋肉痛だろうて。ケケケ。

*写真:先週の尾道の染色工房取材関連その4。
これはポータブル式の綿紡ぎ機「チャルカ」。俺には一瞬、楽器に見えた。考案者はあのマハトマ・ガンジーなのだとか。チャルカを手に「自分が着るものは自分で作ろう」とインドの民衆に呼びかけて歩いたと言う。なんと温かな、素敵な話。そんな独立自尊の精神の崇高さを、この工房にも強く感じた。3・11以来、俺は気持ちの上では日本国民であることを辞めた。「一人一国家」くらいの根性がなければ、この国を無意味に覆う閉塞感を打ち破ることは出来ない。俺の使命は、子供たちに「おまえら、シンパイすんな」と、夢の持てる未来を手渡すことにある、と言えばカッコつけすぎか。友よ、自らの脚で立とう。裡なる声を訊こう。

バッテリー昇天す (2012.01.31)


午前中、道場にてIさん指導。

午後、市内西区某インテリアショップにて取材。今回も、レギュラーで監修をお願いしていインテリアコディネーターIさんのセッティングでグレードの高いロケとなる。
1時間半後、無事ミッションを終え、さてカメラマンA氏の「デリンジャー2世号」で帰ろうとしたところ、いつもはセルを回すと「プロレスラー<アンドレ・ザ・ジャイアント>のクシャミ」のような轟音を響かせてディーゼルエンジンが咆哮するはずが、「、、、、グ、、、、グモモ、、、、グ、、、」と弱々しい声を発したきり沈黙。バッテリーが上がっちゃいましたんですな(笑)。
不運なことに、ロケで使わせてもらったお店のスタッフのどなたもブースターケーブルを持っておられず、結局近所に住むA氏の知り合いのエンジニアに来てもらって、30分後、ようやっと帰路へ。
明後日から3連続で遠征もあることだし、早めに対策を打ちましょうということで、途中、ディーラーに寄るも、純正のものがなく、韓国製バッテリーを購入。ビンビンにパワフルな「韓流バッテリー」なら、当分大丈夫?!(笑)

*写真:ロケで使わせていただいたインテリアショップ。仕事で来たことを忘れそうなほど、面白いグッズ多々あり、観葉植物も一杯でした。

あんぽん (2012.01.30)


セガレ、風邪の兆候あり、休ませる。
終日、快調に執筆。夕方までに1本アップ。

佐野眞一「あんぽん/孫正義伝」。最近の佐野作品の中では出色の面白さ。この中では、孫正義さんより、父上である孫三憲さんの異色ぶりが際立っていると感じた。いや、孫家三代丸ごとスゴいと言うべきだろう。

「この激しい愛憎が織りなすアジア的曼荼羅世界の前衛性は、化け物一家を主人公にしたアメリカ映画の『アダムス・ファミリー』など安っぽ過ぎて到底足元にもおよばない。」

、、、、と、佐野さんはP132で孫家に最大の賛辞(?)を送っているが、「アダムス・ファミリー」が安っぽいかどうかは別にしても(笑)、彼らの生命力の濃さ、行動の突拍子の無さは、万事薄味の腑抜けのような現代ニッポン人のケツを思いっきり蹴飛ばすどころか、銀河の果てへ吹き飛ばすほどの破壊力を持って余りある。痛快です。原発事故後、いち早く被災地に個人のカネ100億円を送り、ソーラー発電プロジェクトを立ち上げた孫さん。彼だからやれた。それがこの本でわかる。で、僕は自分の自伝を生きてみようとあらためて強く思うのである。負けられん、じゃなく、僕は僕としてあろうと。
復元力 (2012.01.29)



午前中、道場にてS本さん指導。

午後より執筆業務。日曜日はほんまに仕事がはかどります。夕方までに、明日一杯締め切り分の原稿アップ。

元日、朝風呂に浸かりながら「2013年の元日に立ち、2012年を総括する」方法の意味が、徐々に理解できている。要するにあれは「未来の記憶」を創ることだったのだ(今頃気付くですか)。
良くも悪くも、人には元に戻ろうとするホメオスタシス(恒常性機能)が備わっている。これは身体だけでなく精神にも作用する。新しく設定した「未来の記憶」に対し、現状より強いリアリティを持つことが出来れば、前に進むエネルギーより、安定感・正確さで勝る<復元力>を利用できるというわけだ。ある場所を訪れた際、同じ道を通ったのに、行きよりも帰りの方が早く感じるのと同じだろう。で、「2012年を総括」したことで、これまでにない新たな行動指針が見えてきている。俺はこれからの10年が勝負。凄まじいワクワク感のみ、我にあり。
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