Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

 HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
 人間世界遺産PROFILEMAIL 
2008年10月の日記

色彩 (2008.10.31)

午前中ラジオ。先週の反省をふまえ、のっけから全力投球(当たり前だっつーの)。まぁまぁイイ雰囲気でやれた気がする。

午後より通常執筆業務。
夕方、十日市のヲルガン座にて山口洋ソロライブ。集客が懸念されたが、まったくの杞憂で大入り満員。俺が声をかけた友人も大半が駆けつけてくれ感謝感激。いや、実に素晴らしいパフォーマンスで彼らも喜んでくれた。マジでこれを見ないでどうするよ!というような世界に冠たるグレード。10年以上前、HEATWAVEというユニットの存在を知った。その頃の洋もすでに職人の域に達していたが、彼が撮る写真同様、モノクロっぽいというか、どこか人との関わりを自ら拒むようなよそよそしさも感じた。最近、彼がブログに載せている写真はカラーばかり。演奏や歌もそれを反映してか、温かみのある鮮やかな色彩が散りばめられ、聴いていても顔が自然とほころんでくる。同時代をヤツと共有出来て心底ハッピーなり。
で、打ち上げの段になってちょっとややこしい事態が発生。俺の大切な友人たちが人数制限で打ち上げ会場に参加出来ないことが判明。結局、正規打ち上げ組とは別の場所で楽しく飲み明かす。忙しい中、ホンマ来てくれてありがとね。願わくば今夜のひとときが、心を潤す刹那であらんことを。
まずは落着 (2008.10.30)

終日執筆。夕方には今度こそホンマに、10月からスタートした某季刊誌の全原稿をフィニッシュ。昨日の日報にも書いたけど、いくつかの追加業務が発生したのは俺のせいではありません。サノヨイヨイ!

夕方、横川シネマにて“乳首の友”である山口洋率いるところのHEATWAVEのドキュメンタリー「Sarching fo“land of music”」の上映会&トークショー。上映後はそのまま山口洋、ボンバー石井、このドキュメンタリーを撮った越智望氏らと飲みに出る。明日のライブもあるので早めに切り上げ。
勝機は超接近戦にあり、、、ラクワ、、、 (2008.10.29)

終日執筆。その合間にデンワで打ち合わせ。その数20件オーバー。今月は通話料がエライことになりそうだ(笑)。本来なら、コピーライターがしゃしゃり出ることはまずないであろう領域にまで踏み込んでいるのは百も承知。でも、こっちのほうが早いし納得のいくものが出来る。結果にも期待してもらっていい。

2週間前から、日中は「ラクワ」をしている。プロ野球選手のほとんどが首に巻いているアレだ。アクアチタンのパワーでいろいろ効果があるみたいだが、俺の場合は睡眠がさらに深くなった。眠れずに困っている人は試してみる価値あるかもよ。
いつもココロにニコチャンを (2008.10.28)

宣言通り、一週間前の20日にすべての原稿をアップさせたのは確かなのだが、広告代理店さんはじめ、あちらこちらと足並みが揃わず、昨日から追加で発生した案件の執筆業務。これがややこしいのなんの。
さらに新規のプロジェクトも舞い込んだりして、この数日ヘロヘロ気味だったのが再び戦闘ニコチャンモードに。そう、どんなに忙しゅうてもプレッシャーかかっても、デキるオトコはいつもチャーミングに「ニコチャン」でいるべきなり。たとえ「気色悪う〜」と言われようとも!

夜の日課の歌い込みでは、延々ブルース。ウクレレを使わず久しぶりにギターだけでライブやりたくなってきたス。
気付けば変われる (2008.10.27)

朝、きわめて不快なデンワで目覚める。親族のひとりがまた性懲りもなく問題を起こしたようだ。世の中にはトラブルを自ら次々と発生させることで周囲の関心を集めようとする人間がいる。この手法をジェームズ・レッドフィールドの「聖なる預言」では「コントロールドラマ」と呼んでいる。「どうせ俺が悪いんだよ」「〜すりゃいいんだろう」などという卑屈な物言いも、その典型例。多かれ少なかれ、人はいくつかのタイプのコントロールドラマをTPOで使い分けている。自分がマズイと感じているコミュニケーションの中で、なにをどう演じているかがわかれば、その悪循環から抜け出すことは可能となる。事実、俺は10年以上前にこの本を読んで激変した、、、と思いたい。20代は実に疑り深いイヤミな野郎だった、と過去形で言うておこう(笑)。
多様性 (2008.10.26)

午前中、セガレの幼稚園にて父親参観。
詳しいことはオタマが知っているのだが、ここは「モンテソーリ教育」を導入しているそうで、年少から年長までの3学年が一緒に学ぶシステム。雨が降っていたので運動場で親とゲームをするのは中止となり、チビどもは教室で工作をし、俺らはそれを見学す。面白いのは、同じニューをこなすのではなく、塗り絵、貼り絵、パズル、裁縫など数種類の中から興味あるものを自分で選べるようになっていること。嬉々として熱中する様は見事なまでにバラバラで、それは子供たちの多様性そのものでもあった。みんなと同じことを強要されるのがいやで、お遊戯をボイコットした俺の幼稚園時代とはエライ違いなり。
っつーか、セガレも最初はおとなしく「日本地図パズル」をやっていたのだがすぐ飽きたようで、キラキラ光る小さなパイプ状のものをかきあつめて糸で連結させ「みて、ゆびわ!」と回りに見せびらかしておる。常にオリジナリティを追究しないではいられない俺のDNAを色濃く受け継いでいる模様(笑)。

夜、シャルター69にて元「ピールアウト」の近藤智洋クンのソロライブ(OAは地元広島の藤田洋平クン)。声、メロディ、歌詞、それにギターだけでなくピアノでも弾き語るというスタイルも含め、すべてに独自性を感じ、かなり楽しめた。正解はただひとつにあるのではない。「みんなちがって、みんないい」のだ。
46 (2008.10.25)

目覚めれば46歳。とりたてて想うこともないけど、秋から冬へ向かう季節の代わりばなに初めてこの世の空気を吸い込んだせいか、毎度そこはかとなく切ないような懐かしいような心持ち。パンツ一丁になって鏡の前に立ってみる。うむ、自分で言うのもなんだが、よくもこの歳まで鍛え込んだもんである。シルベスター・スタローンが「ロッキー5」に出た時が44歳だったのを考えれば、プラス2歳でこの状態の俺はハリウッド・スターを超えたということだな(意味不明)。

昨夜からちょいと冷え込んで来たので、ようやっとアロハシャツなど夏服を収め、冬用アウターとチェンジ。愛用の特製ド派手スカジャンとも半年ぶりのご対面。ジジイになってもこれが似合うような男でいたい。「ちょいワル」などというチャチなもんではなく、どうせなら「めちゃ粋」でいきましょい。
外付けHD入院 (2008.10.24)

午前中ラジオ。
前半、頭がボ〜ッとして調子出ず。こういうときは無理するとかえって不自然なカンジになると、なりゆきにまかせたところ、気がつけばエンディング(笑)。いや、tocoちゃん、メグちゃんには迷惑かけたです。申し訳ない。
放送の終わったその足で、デオデオのコンプマートへ寄り、先日宇品店に持ち込んでさっぱりラチのあかなかった外付けHDをPCご相談カウンターの係員にチェックしてもらう。
「うむ、たしかにHDの不具合が発生しているようですね。メーカーに出しますので預からせていただいてもよろしいですか?」
この間、わずか1分。それぞれ専門分野があるのだろうが宇品店の誠意ゼロの店員とは雲泥の差。HDの不具合がわからなければわからないでいい。でも、これって宇品店でも売ってる商品だろが? 俺の言ってる内容がわからんとなると文字通り「ハナシならん」じゃないかい。っつーことで、コンプマートの応対はさすがだった。というよりは当たり前か。サノヨイヨイ。
アリ塚解体 (2008.10.23)

午前中、この3週間でオーストラリアのアリ塚のごとく積み上げられた資料やテスト原稿、自分で描いたラフデザインなどの整理&処分。今回は短期集中決戦だったので、振り返ってみれば集中力も持続し、かなり快調なペースでいけた。
さて、仕事場が片付いたので次なる仕事に取りかかる。まったくもって貧乏ヒマなしである。サノヨイヨイである。
ハンパでない二人 (2008.10.22)

終日、某季刊誌のレイアウトチェック。

午後、PCの外付けHDがデータをまったく拾っていないことに気付き、それを持って宇品の某大手家電量販店Dへ。パソコンコーナーに居た女性店員を呼び止め、事情を説明すると
「、、、、、、、、、、、、」
な〜んも反応せんのだよ。
「ボクの言ってることわかります?」
「、、、、、よく、、、、、わかりません」
外付けHDをPCに接続した時、デスクトップにはこのHDのアイコンは確かに出る。だが、まったくの「カラ」状態でまったくデータが流れ込まないから、なんらかの故障を起こしている気がする。チェックをしてもらえないだろうか。ただ、これだけの内容が理解できないようなのだ。
さらにイカンのは、すぐそばに立ってる若ハゲの男性店員。俺らのやり取りが(とはいえ彼女はさっぱり固まっているのだが)聴こえているはずなのに完全無視を決め込んでいる。仕方がないのでこっちから声をかける。
「ちょっと、アナタはどう思います?」
「、、、、判断しかねます」
なにが「判断」じゃい。
「もういい、ほかを当たるわ」
相変わらず無反応の二人を置いて店を出る。まったくスゲェやつらが売り場に立ってるもんだ。いっておくが、俺の外付けHDはここにも売ってるごくフツーのもの。ほんまにダイジョーブかデオデオ宇品店!
LPレコード、、、環境問題告発シリーズ完結編、、、 (2008.10.21)

午前中、某デザイン事務所に出向き、俺が昨日送った原稿に、どの写真を使うかをデザイナー氏と検討。季刊誌の全ページに渡り、企画提案から取材交渉、取材、執筆を一人の人間が通しでこなすのは大変な労力を要する(カメラ撮影とデザインは別)。ほとんど「上海雑技団」レベルの離れ業だろう。広島でこれをやっているのは俺の知る限り、春駒ちゃんだけである。だけど、いい面もたくさんあるんだなぁ。なにしろ、どのページも全力投球でやったという確証が持てる。他人に任すとここまで言い切れんでしょ?

午後より、実家に戻って荷物の整理。まだ終わらんのかい?!と、ツッコミが入りそうだが、何も入っていないであろうと思われた押し入れの中から書類やLPレコード(!)、写真の類いがギッシリ発見されちまったのだよ。LPなんてな、ひょっとしたら相当なプレミアが付くかもしれん超レアな代物がざくざく。さて、どうするべ?

武田邦彦氏の「環境問題はなぜウソがまかり通るのか・3」がメチャおもろい。これが事実とすれば、紙やペットボトルのリサイクル、マイバッグ、マイ箸など、やればやるほど逆に環境への負荷となる。以前あれだけ悪者扱いされてきたフロンやダイオキシンが、このところさっぱり話題にならないのと同様、二酸化炭素問題も数年経てばどうでもよくなる気配が濃厚。
「だけど温暖化で街は確実に暑くなってるじゃんか」との指摘もあろう。確かに俺が子供だった頃、つまり30年以上前の広島は、「えべっさん」が開催される11月20日あたりにもなると相当に寒く、俺もシモヤケができた記憶がある。しかし、ヒートアイランド現象は今や夏場だけのものではないのだ。冬だって都会はかなりの熱を保温&放出しているのだからして、以前ほど寒くないのは当然。その証拠に人口の増えていない農村部の平均気温はほとんど変化ないらしい。
この本で一番たまげたのが、北極の氷の激減の真実。あるデータによると、北極の氷は第二次大戦中の1940年あたりにも温暖化の影響で氷が一度かなりの部分が融けてしまった可能性があるようなのだ。そして1970年に再び気温が下がって元に戻り、そこからまたじわじわと40年レベルに近づきつつあると。もちろん、ホッキョクグマは死に絶えてはいない。それどころか、世界自然保護基金(WWF)の調査ではホッキョクグマの生息数は安定しているか、むしろ増えているという結果も出たらしい。
そしてさらには、、、、、いや、こっからは買って読んでくだされ(笑)。これをすべて鵜呑みにするつもりはないが、世間一般に流布されている環境にいいとされている取り組み「リサイクル、リデュース、リユース」の3Rを俺は今、かなり疑いの目で見ている。
ミッション終了 (2008.10.20)

午前中より猛然と執筆業務。
夜8時までぶっ通しで粘り、一カ月前の予告通り某季刊誌12P分の原稿をすべてアップす。
3週間に及んだ今ミッションで、取材カ所は2ケタ。某国立大学副学長、大学生アカペラグループ、社会人混声合唱団、キッズミュージカルチーム、カニの博物館館長、海鮮市場の代表、ゲルマニウム入浴剤メーカーの広報、某交通系ICカードの広報、某ネットワークのサービス担当エトセトラ。その間も日課の歌い込み&独り稽古を欠かさず、セガレの運動会にも参加し、ライブを3回やり、週イチ午前の生ラジオも休まなかった。ああ、誰かホメて(笑)。
沼田いきいきフェスタ (2008.10.19)

昨年に続き「沼田いきいきフェスタ」にFarEastLoungeで出演、所用で参加できない椎名女史に代わり、パーカッショニストのふじたよーこチャンがジャンベを叩く。

セットリスト
「カプチーノもう一杯」>「テビチ記念日」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「夫婦蛸」>「地球のうた」

「テビチ」のあたりで、酔っぱらいのオッサンが何ごとかワメキながらステージ上に乱入し、まずツンちゃんともみあい、次に歌っている俺に掴み掛かろうとしたところで、かけつけたスタッフに撮み出されるというハプニングがあったようである。「ようである」などと他人事のように言うにはワケがある。俺に当てられた両サイドからの強烈なスポットライトのせいで始終目がくらみ、俺の立ち位置からは回りのことが一切わからんかったのだ。そんな珍事がステージ上で繰り広げられながらも誰も演奏の手を止めないところなんざ、映画「タイタニック」で乗客を落ち着かせようと沈没間際まで演奏し続けた弦楽四重奏団を彷彿させるではないか(笑)。しかし酔っぱらいのオッサンよ、俺に返り討ちにされないでよかったな。今度やったらマジで「電気アンマの刑デラックス」に処す。

ライブ終了後、客席で聴いていたオタマが「すごくヨカッタ」と言う。めったに俺をホメない、あのオタマがだ(笑)。
「『はてのうるま』なんか歌声にも聴き入ったし、もうひとつの新曲『地球のうた』もカッコいい。シュウさんやツンちゃんもみんなプロってカンジ」
とのこと。
セガレも
「トトはお歌が上手じゃね!」
とはしゃいでおる。昨日の「ぎゃらりー手」そして今日「沼田いきいきフェスタ」、どちらも出演させていただき、あらためて有り難うございました〜。
ぎゃらりー手 (2008.10.18)

午前中から昼過ぎまで執筆業務。
夜、安佐南区長束でFarEastLoungeライブ。本日の開場となった「ぎゃらりー手」は、現代風のテイストを加えて改造した築100年オーバーの古民家。周囲は閑静な住宅街ゆえデカイ音出してもホンマに大丈夫かしらん、と一瞬心配したが、オーナーの島本さんによると今夜は近くの神社で神楽が行われるので、それが終了する夜9時までは騒がしさに紛れ込めるから問題ないんだって(笑)。

さて7時より開演。板張りの大広間が約30人で埋まる。8月に吉田町でやったときのように、梶山ソロの先行で、椎名さん、ツンちゃん、俺と、一人ずつ増えていくシフトをとる。俺らが言うのもなんだが、1粒で4度美味しいどころか、組み合わせ方で何通りも楽しめるなんとも贅沢なステージ。

FarEastLoungeフルメンバーでのセットリスト
「カプチーノもう一杯」>「テビチ記念日」>「月の下ジントヨー」>「星の波間に」>「はてのうるまの祈りうた」>「ヨーデル潮干狩り」>「その男ヨシオ」>「赤いスイートピー」>「夫婦蛸」>「地球のうた」>「ひかりのうた」
アンコール:「Dreamin'」

8月の吉田町でのライブとためを張る会心の一時間半。40代50代のお客さんが多かったので、歌詞が聴き取れるようアップテンポの曲も通常よりやや遅めで演奏し、ギャグ系MCも適度にからめたりして、皆さん始終笑顔。
そのまま打ち上げに突入。参加人数約20名(笑)。そのほとんどの方から特大賛辞をいただく。っつーかクルマだった俺はアルコールを口に出来ず、おかげですべての会話を憶えていられた(笑)。たまにはシラフも悪くないね。
ぎゃらりー手の島本夫妻ほか、スタッフ、お客さんにも心より感謝。ありがとうございました。
脳みその筋肉痛 (2008.10.17)

午前中ラジオ。
午後より執筆業務、のつもりが、キョーレツな睡魔に見舞われ、1時間ほど昼寝(笑)。脳科学者、茂木健一郎氏によると「脳は疲れない」そうだが、脳内神経パルスは別としても、酸素の供給が必要なことでは脳も他の臓器と変わりはないのではなかろうか。よって、時には休息が必要と考える。しかも適度なインターバルをとったあとでは、アタマも確実にシャキッとなるじゃんよ。おかげで目覚めてからは快調に原稿が進む。

さて、明日の夜は安佐南区の長束にある「ぎゃらりー手」にて、FarEastLoungeのライブ。お近くの人はぜひ。100年以上前の古民家を改造したスペースらしいが、どんなカンジで演奏するんでしょうね。っつーか他人事みたいに言うんじゃないっての(笑)。
魂のトライアスロン (2008.10.16)

今日から数日、執筆に没頭しようと(とか言いながら土日はライブなのですが)、朝も早よから気になっていた用事をイッキに片付けるべく市内を奔走す。

銀行>>>南区役所(払い忘れていたバイクの自動車税を納付)>>>デオデオ(修理の終わった炊飯器の受け取り)>>>某ホームセンター(洗面所の排水パイプを取り外す為のウォータープライヤー購入)。
と、車庫にクルマを戻す際、やけにハンドルがブレると思ってよく見ると、左前輪がパンクしかけているではないか。抜けきらぬうちに、あわてて近所の修理工場へ乗り付けてセーフ。
家に帰ってプライヤーで洗面所の排水パイプをはずし、詰まっていたゴミを取り除いてからブラシでキレイに洗浄。「くら〜し、安心、クラシアン〜」ときたもんだ。おっと気がつきゃ昼だす。
メシ食ってようやっと執筆モード。排水パイプ同様、アタマがスッキリし、異様な集中力で2P分の原稿がフィニッシュ。やはり気になることは先にケリをつけておいて正解だった。後回しにすると、ボディブローのようにジワジワ効いてくるんよの、これが。
取材終了、、、今月31日はヒロシの日、、、 (2008.10.15)

終日、怒濤の執筆業務。
夕方より、某季刊誌の仕事でカメラマンA氏らと、社会人で構成されるM合唱団の練習を取材させてもらう。これをもって、今回のプロジェクトの情報収集は無事フィニッシュ。あとはひたすら原稿を書きまくればよろし。

先日、某友人から「これは見ておいた方がいいと思う同世代の日本人ミュージシャンは?」と訊かれたので、迷わず「山口洋」とこたえた。その当人が今月31日、広島はヲルガン座にやってきよる。「同世代で」という制限付きの問いかけだったが、そんなもんカンケーなく見て損はない。っつーか、見んと損じゃぞ。申し込み、問い合せは、下記、ヲルガン座へ。

http://www.organ-za.com/
残り少々 (2008.10.14)

午前中、通常執筆。
午後より、某季刊誌の仕事で、市内2カ所で取材。
インタビュー修了後、クライアントの担当者氏から
「いやぁ、ハナシを引き出すのがうまいなぁ! すごく面白かった」
と、オホメのコトバ。だが、今日みたいに誰にでもテンポよく話しかけるのではない。相手が話し出すのをじっくり待つ場合もあるし、シャイなら話しやすそうにくだけた話題で楽しい雰囲気を作ってあげるわけで、要するに「相手に合わせている」のです。ここらへんの呼吸は7年以上、FMの生番組パーソナリティーをやっていることで身に付いたのだろう。ま、本日もクライアントに喜んでもらえてよかったス。
さて、明日の夜、もう一本取材をすれば今回のプロジェクトはとりあえず終了。俺のスケジュールでは20日にすべての原稿をアップし、残り10日は11月より取り壊し予定の実家の整理に充てるつもり。喫茶こばやしスタジオで歌い込みや独り稽古ができるのもいよいよカウントダウンに入った。なんだかサミシーぞ。
はじめての運動会 (2008.10.13)

セガレの幼稚園の運動会参観。
文句のつけようがないほどの秋晴れの下、ヤツはかけっこでもブッチギリの一着だし、体操でもリズム反応の良さを見せつけ、俺を舞い上がらせる(たはっ、親バカだわい)。なもんで、親子でタッグを組んでのリレーでは俺もムキになって激走す(笑)。
しかし、子供がいるとはありがたいもんだな。そんでもって、みるみる大きくなるもんだな。
帰ってから、俺の古いアルバムを取り出し、やはり幼稚園の頃の運動会でオヤジとツーショットの写真に見入る。ようやっと親の気持ちがわかってきたりして。
引き蘢る (2008.10.12)

終日、一歩も出ずに執筆。
デンワも鳴らんし、手を付けたかったテーマの原稿だし、ひたすら埋没す。活字中毒者には、これはこれでシアワセなひとときなのである。ワーカホリックなどと言って欲しくないのじゃよ。

かの世界的建築家、安藤忠雄氏もなにかの雑誌で「休日の仕事は身が入ってはかどる」と同様のコメントをしていた。え、それじゃ年中無休じゃないかって? 一流はそんなことは苦にならんのです。って、誰が一流じゃい。はい、このわたくしでございます。サノヨイヨイ!
おそるべき子供たち (2008.10.11)

午前中、来週からの取材の段取りをシミュレーション。

午後より、某季刊誌の仕事でカメラマンA氏、アシスタントS氏の凸凹トリオで、五日市にあるパフォーミングアーツスタジオ「Tip」のスタジオに出向き、キッズミュージカルグループのリハの様子を取材し、ワレ轟沈す。
子供だからといってナメていた? いやいや、そんなんじゃなく、これが想定外にとんでもなく高度で、なおかつパッションが漲っておったもので。
子供の奔放さが最大限に引き出されると、「こうあるべき」「ねばならない」といったオトナのつまらぬ固定観念など、イスカンダルの彼方へあっけなく吹き飛ばされてしまうのです。俺もAカメラマンも、取材のことなどあやうく忘れかけ、目の前で無垢な魂達が紡ぎだす奇跡のパフォーマンスに「うう」とか「ぬぅ」などと低く呻くのみ。
取材を終えて帰路の車中、「12月の公演、ボクらも見に行きたいですね」とマジで語り合う中年3人(笑)。マジで勉強になりましたとも。彼らの才を上手に引き出した主宰のM嬢はじめ、講師陣の皆さんにも深い敬意と感謝を。この日の詳細は11月発刊の某季刊誌冬号を待て。

夜はTVで「フラガール」。公開時に映画館でも見ているのだが、今夜はグッとくる箇所がやや違った。
「暗い炭坑の中で歯ぁ食いしばるだけが仕事じゃねぇ。娘っこ達があんなふうに踊って、ひとに喜んでもらえることで未来が開けるかもしんねぇんだ!」
主人公の母親が振り絞るように放ったこのセリフは、奇しくも今日、子供たちの弾けっぷりを目にした俺の想いと絶妙にシンクロするのであった。
嗚呼、感涙まみれの夜はふけゆく。
ハミ出てナンボ、、、祈・カープの逆襲、、、 (2008.10.10)

午前中ラジオ。
午後より、某季刊誌の今シリーズ最後の取材交渉。気がつきゃ一文字も書かないうちに日が暮れる。まぁいい。世間では明日から3連休なんだろうが、地球、いや、銀河系の征服をたくらむ俺は、「ハミ出てナンボ」のオトコである。よって、喜んで怒濤の執筆業務に勤しもうではないか。レッドゾーン上等!である。その結果、パンツのゴムが弾け飛ぼうとも悔いはない(意味不明)。
まぁ、テメエをいたわっていたのでは、1ミリたりとも進化はありえん。「わはははは!」と、人ごとのように自分を突き放せる俺をエライとは思わんですか?、、、、、、、っつーか、誰かホメて(笑)。

ジャイアンツ、優勝おめでとう。よくもあのゲーム差をひっくり返したもんだと感心。
が、、、、ヤクルトからラミとグライシンガー、横浜からはクルーンをひっこ抜いておいて勝たねばアホ以外の何ものでもない。新井を獲った阪神もしかり。黒田が海を渡り、投打の要を失ったカープの想定外の頑張りこそが、球史に残るミラクルであり、醍醐味であると断言する。それはあたかも、ペルシア帝国軍100万人を相手に、わずか300人の兵で挑んだスパルタ軍のごとし。正気の沙汰ではないニッポン野球戦国時代を、カープよ、来期も赤い閃光となって駆け抜けてくれたまえ。心配すんな、俺がついとる。
会うのがイチバン、、、声の変化、、、 (2008.10.09)

終日執筆&取材交渉。その合間、情報収集のため、県内外のしかるべき部署にデンワをかけまくる。メールと違い、デンワのほうが細かいニュアンスが伝わる気がする。さらに実際に会えば、相手の表情や息遣いから、もっと踏み込んだ情報が得られる。もちろん、データのやりとりなど、メールならではの利点は確かにあるが、過信すると肝心な部分を見落としてしまうです。

夜、喫茶こばやしスタジオで日課の歌い込み。先週土曜日、シェルター69でPAをやってくれたチャマ君が
「春駒サンの声って、ガットギター向きの声になってきましたね」
と言っていたが、確かに以前より伸びやかになった気がする。それが「ガットギター向き」なのかどうかは知らんが(笑)。
あなどれぬ4歳児、、、寸止めなし、、、 (2008.10.08)

午前中、執筆&企画業務。
午後より仕事に出かけたオタマに代わり、3時間ほどセガレの子守り(幼稚園が休みなもんで)。
比治山の急傾斜登山道を「わっしょい!わっしょい!」と掛け声も勇ましく走って登るセガレに驚愕。いつのまにここまでのパワーをつけたのであろうか? しかし、上にある公園でたっぷり遊んでから下山する段にいたっては「くたびれた。オンブして」じゃげな(笑)。

夕方より、某企業会議室にて取材&撮影。カメラマンA氏とは月曜日から3連チャンのセッション(笑)。明日から二日間は取材業務から開放されるので、執筆にどっぶり埋没する所存なり。体調はかなりいいが長丁場ゆえペース配分が難しい。っつーか「配分」など出来ん性格でして。寸止めなしの一撃必殺ノココロ。
大学生アカペラユニット、、、手書きの企画書、、、 (2008.10.07)

午前中、通常執筆業務。
午後より、某季刊誌の取材で、Aカメラマンと沼田の修道大学を訪問し、こちらの学生とそのOBで構成される若手アカペラグループ「Singers of tuesday」を取材。アカペラの伝道師こと、盟友ゴスカルさんの推薦だけあって、なかなかの実力者集団。しかもメンバーのほとんどが身長180センチある。女の子にモテそう。
でも、考えてみれば、彼らとは俺のセガレでもおかしくないほど年齢の開きが(笑)。

オフィス(自宅だよ)に帰ってからは、広島市が公募していた、広島市民球場跡地利用に対する私的見解をまとめる。
ついつい熱中し、気がつけば徹夜(笑)。広告デザイン業界の住人ゆえ、キレイにレイアウトしようと思えばいくらでも出来たのだが、あえて「手書き」にする。また、俺の提案が盛り込まれた際の「ビジョン」をプロダクション時代の同僚であったH女史に依頼すると、わずか1時間で組んでくれた。これが素晴らしいのなんの。
結局、20ページ近い企画書になった。
これが採用されたとしてもカネになるわけではないのだが、楽しんだです。
念願だったU教授へのインタビュー (2008.10.06)

午後より某季刊誌の仕事で、東広島市にある広島大学の生物生産学部を訪ね、広大副学長でもあるU教授にインタビュー。予定では1時間ちょいであったが、話が熱を帯び、教授のはからいで2時間みっちり、実に興味深いお話がうかがえたス。
今年6月、NHK「爆笑問題のニッポンの教養」に教授が出演されたときは、太田光氏が例の調子でなかなかに鋭いツッコミを入れていたが、俺はその際のテーマであった「エチゼンクラゲ(教授はこの分野で世界的権威)」にはあまりふれず、どちらかといえば地味な、でも教授にとってはライフワークかもしれないきわめて重要な構想「里海創生プロジェクト」を基軸に据えさせてもらった。もちろん、後半ではエチゼンクラゲのメチャおもろい新情報もゲット。会えてよかった〜。
まぁ、これ以上はもったいないのでここには書くまい。詳細は11月発刊の某季刊誌インタビュー誌面を待て(笑)。
克己心 (2008.10.05)

午後。
二日酔いの朦朧状態で料理人特集のTVを見ておったら、半年先まで予約が取れないと評判の京都「枝魯枝魯(ぎろぎろ)ひとしな」のボス、枝國栄一氏が登場。
20代半ばで独立し、「同じものは二度と出さない」を信条に日々、京料理の可能性を追究。10年で押しも押されぬ名店に育て上げた気鋭の若手料理人である。彼がスゴイのは名声に甘んじることなく、というか、これまでの知名度がまったく通用しない場所へ、単身乗り込んだことだ。チョイスしたのはパリの下町。この進出に備え、7年間フランス語を特訓したというが、かの地の市場で八百屋や魚屋のオッサンにマシンガンのように質問をぶつけるシーンには鳥肌が立った。現状に満足せず、深みを目指す求道者は、皆、ビジョンはより具体的に描くこと、そしてそれを実現するためのおそろしく地味な日常鍛錬を自らに課している。
4度目のBoogie night (2008.10.04)

夜、銀山町のシェルター69にて、Boogie 太三氏とジョイントライブ。
まず定刻より30分遅れで俺。

セットリスト
「月の下ジントヨー」>「星の波間に」>「はてのうるまの祈りうた」>「恋のパパイヤ」>「赤いスイートピー(聖子ちゃん)」>「夫婦蛸」>「地球のうた」

まずまず。とくに前半は、最近のベストテイクだった気がする。ウクレレ一丁弾き語りという表現スタイルは、通常は癒しだったり、単純にハワイアンだったりするのだろうが、そっちの路線をほとんど志向せず、なんでもやったろうじゃん的な独自の春駒テイストが、ある程度確立できたように思う。後半はマスターのナカハラ氏のギブソンJ50を拝借。

続いてBoogie氏。夏のヨーロッパ旅行中につくったメロディアスな新曲や、「久美子マイラブ・ブギー」「ガンジス河でハードロック」なども聴け、かなり楽しめた。が、彼に言わせればちょっと不本意な出来だったみたい。
彼を広島に招くのはこれで4回目。できるだけあちこちでやったほうが、今後彼が広島でやるときの参考になるだろうし、新しい出会いも増えるだろうと考え、スタジオダックで2回、PICOで1回、そして今回はシェルター69をチョイス。次は彼に選んでももらおうと思っている。打ち上げは、ナカハラさん渾身の土鍋を囲んで野球談義(笑)。
祈・ゾンビ野球 (2008.10.03)

午前中ラジオ。
カープコーナー「コイの手ほどき」では、ゲストのK記者とぶっ飛んだトークの応酬。

俺:先日の阪神戦で、荒井、金本両氏に、よもやあのような手ひどい仕打ちを受けるとはね。アタマにきて「怒髪、天を突く」っつーカンジでした。そんで、続くヤクルト戦で、これまたズタズタ2連敗。天を突いていた怒髪が、ごっそり抜け落ちてツルッ禿げになりましたですとも。いっそこのまま出家しようかと。

ゲストのカープ番記者K氏:ボクも出家したかったです。それにしても市民球場最終戦で「宇宙戦艦ヤマト」はまずかった。あれで選手は、自分達の立ち位置を初めて意識したんじゃないのか。ただひたすら無心で突き進んでいた彼らは、崖っぷちの不安定さに取り乱してしまったんだと思うんです。そうでなきゃ、あの別人のような無様な試合は説明がつかない。まさに心肺停止状態です。

俺:なるほど。しかし、泣いても笑っても残り三試合。ちょっとまえK記者は、打たれるほどに強くなるカープを「ドM野球」と的確にネームングされました。心肺停止したって、再び蘇生する可能性もなくはないですよね。ドM野球から、「ゾンビ野球」へ昇格したりして。

K記者:ふはははははは! それはありうるかも。考えてみれば「宇宙戦艦ヤマト」だって、「さらば宇宙戦艦ヤマト」「ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマト 完結編」などとシツコク続くわけですから。ウワサでは近日、またヤマトの続編が制作されるらしく、死んだはずの古代進やら森雪やらが、生き返っちゃうんだって(笑)。こりゃゾンビ以外の何ものでもない。カープには何度も蘇ってもらってゾンビの意地を見せてもらいましょう。

、、、、、とまぁ、こんなカンジで約15分間。地球上のすべてのカープ番組(ま、そんなに数はないだろうが)で、ワシラのが一番おもろい、、、、、気がする(笑)。っつーか、シーズンオフになったら、このコーナーどうなるのでせうね? そっちのほうを心配しろっての(爆)。
ドミノのごとく (2008.10.02)

なんだかもう、しっちゃかめっちゃかの一日。昨日、一昨日のカープのごとし。しかし、絶対に落ち込んでなんかやらないのである。さがらずに打つべし。フトコロに飛び込んでねじ込むように打つべし。そうだ、ついでにウクレレを弾くべし。ハーモニカも吹くべし。ベシベシベシ!
と、横でごそごそやっとったオタマが、あろうことか炊飯器のフタを壊しよった! ひ〜!
こら、ガムテームなんか貼ってどうする!
、、、、、、もう、、、、、ダメでひゅ、、、しゅん。
月行ってこい (2008.10.01)

俺のケイタイ、鳴らないときは「壊れたか?」と思うほどまったく鳴らん状態が数日間続く。ヒマなわけでもないのに、このギョーカイに身を置く者としては珍しいほど静か。っつーか、忘れ去られたのじゃないかと心配になる。で、一度鳴りだせば、堰を切ったようにとめどなく鳴りよる。夏の朝のクマゼミのごとし。そんなわけで昨日からスゴイことになっている。もちろん、どなた様からのコールにも「ハイッ!春駒チャンでございます!」と陰りなき声で溌剌と応えておりまする。いや、ありがたいねぇ。「月に行って写真撮って来い」とか言われると困るけど、基本的にどんなオファーにも最善を尽くすです。
ところで、先日、宇宙有人飛行を成功させた中国だけど、あれってトリックの可能性も噂されてるらしいね。事実だとしたら、宇宙規模で偽装を展開してるのか。それはそれでスゴイよの。
バックナンバー
build by HL-imgdiary Ver.1.24

HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
人間世界遺産PROFILEMAIL


Copyright?2003 HARUKOMANIA All rights reserved